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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年10月01日

平成23年度運動会

ハルンの運動会。
今年は震災や放射能の影響で小学校の体育館を借りて午前中だけの運動会。

まだ年少さんなのでかわいいお遊戯と直線のかけっこ。
ええ、予想通りの結果。
超余裕でビリでした。

でも体も丈夫になってきたし、何より食べるようになったので気にしません。
むしろ、そんなことおいしいネタでしかない。
参加できてよかったです。

幼稚園に感謝。先生方、特にハルンの担任の先生にはいつも大感謝。
とってもいい先生なのでずっとみてほしいくらいです。
  


Posted by よびり at 21:10Comments(0)子育て

2011年09月29日

3月11日からの話2

福島第一原発の事故。以後の話。 

あの水蒸気爆発をテレビで見て、周りの人たちがどんどんいなくなり、ガソリンが尽きそうな中で移動した。
それはもう福島に戻れないことや身内や友人やお世話になった人たちと離れることなんかを覚悟したり悲観したりで、本当につらかった。自分がしていることが正しいのか、その判断もつかず涙がでた。

 幸い夫の実家千葉に避難させてもらうことができた。本当にありがたかった。3月11日ハルンは熱があって小児科にかかっているときに地震にあい、受診できぬまま千葉に避難し、夫の実家近くの小児科にかかったときには既に治りかけていた。とにかく時間の流れ方が変だった。あっという間に毎日が過ぎてしまう。何もできないままに。

 覚えているのは、毎日朝、6時からガソリンスタンドに並び、少し入れられたり入れられなかったり、交代で並んだり、こんなことにばかり時間をとられていた。ハルンや姉の子供たちの精神状態も心配だった。私たち大人がオロオロ嘆き、慌てて、不安な状態だったので、子供たちはもっと不安だっただろう。気分転換もなかなかうまくしてやれなかった。学校の再開のめどもついておらず、地元の情報を入れれば水は復旧していないし、食料がない、ガソリンがないという先行き不透明なものばかりだった。

千葉ではガソリンスタンドは長い行列だったけど、コンビニも開いていたし、夜も電気がついていたし、何よりも表で人が歩いていた。部活帰りの子供たちもいた。空は青くて風は冷たくて、でも、こんなに普通の日々が不思議で仕方なかった。そんな普通の風景に一瞬でも気が紛れた。

10日以上避難させてもらったけど、私の家族も避難させてもらったから人数が多すぎた。皆、不安で自分のことで精一杯で余裕がなくその負担を義両親がかぶっていた。申し訳なかった。私も子供たちも慣れてだれてもいたんだろう。義両親や親戚にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないと反省し、それぞれ身の振り方を考えなければならなかった。

両親や姪たちは別の親戚のところへ移って行った。今は逃げられるところへ逃げるしかない。ネットさえあればもっといろいろ調べてあげられたのだが、もう各自の力で乗り切ってもらうしかなかった。皆で手を取り合っていくことはできない状況だということがわかった。

同じように避難した人たちは、親戚宅に留まる人や新しく住居を構える人や子供だけ預けて夫婦で仕事のため福島に帰る人もいた。
もう判断は各家庭で行うしかなかった。私たちの行く所は限られていた。新しい場所には行けなかった。

3人でいわきに帰ることにした。家族が別々に暮らすことは考えられなかった。仕事もあった。途中で投げるわけにはいかないと思った。それが大人の都合やエゴでそのせいで子供を危険にさらしているんだと思っても変えられなかった。
もう人に頼れないとわかった時、私たちの力でできたことは帰ることだった。情けないけどそれしか選べなかった。

 まだ1マイクロシーベルトと通常の10倍以上ある放射能が測定されている中、家に帰った。
でも帰ると放射能が怖かった。子供を守りたいと抱きしめてもこの体を突き抜けて放射線が子供の体に突き刺さっているように思えた。いろんな情報が飛び交い、人によって事態の捉え方が違って温度差を感じた。

 その後も3人で千葉に何度か避難した。途中の柏や流山付近はあとからわかったのだが、いわきよりも高い放射能が測定され、ホットスポットと呼ばれた。SAとかで遊ばせてしまったよ・・・トホホ。

 知らない、情報がないということは命取りになる。テレビや新聞だけでは政府よりの安全風潮だが、ネットでは危険視する声がかなり強かった。安全という情報も危険という情報も、時に不安に押しつぶされながらでもとにかく集めた。現実と向き合ってジャッジしなければならない。

 今、出している解答は結局本当のところ「わからない」ということ。データが正しく取られていないこと。危険な確率はある。当たらないことをねがうだけ。確率を下げるためになるべく被曝しないように努めること。特に内部被曝。

 ということで、こんな田舎に住んでいるのに畑のものは食べられないし、まして海のものも食べられない。
子供は外でのびのびと遊べない暮らしをしている。
私たちは自分たちの不甲斐なさを責めながら、子供の成長を心配し、食べ物を西のほうから選んだり取り寄せたりして小さな抵抗をしながら生きている。

 とても不幸だと思うこともある。でも幸せだ。みんな一緒に生きている。
毎日笑って暮らしている。

写真は夏休みに行った新潟。黒姫牧場の近く


  


Posted by よびり at 00:49Comments(0)

2011年09月29日

3月11日からの話

2011年 夏の話。
その頃(今もだけど)、放射能の影響が怖くて仕方なかった。

夏の間だけでもどこかへ避難しようと思った。
北海道や新潟で子供たちの被曝量をさげようと宿泊施設や交通費まで出して助けてくれた団体があった。
ありがたかった。今後どうやって私はその恩をかえしていけばよいのだろう。

ボランティアで一軒一軒宿泊施設を当たってくれたり、フェリーの日程や座席などをとったり、様々なイベントを企画したり、他に仕事もあって大変なのに、我儘な避難の人もたくさんいるのに、本当によくしてもらった。
そんな風に被災者に、福島県人に手を差し伸べてくれる人たちがたくさんいた。


残念だけど、その逆にこっちに来ないでというニュアンスのことを言う人もいた。
母親が東京で習字の習い事をしていたのに、こちらに来るのを遠慮してくれと、作品を郵送もするなって言われた。
よく他県に避難した子供たちがいじめにあっていると聞いていたが実際に身内が受けるとショックだった。

でもこれが現実だった。他県に行って「どちらから?」と問われ、「福島です」というと顔つきの変わる人もいる。
それはそれで悲しいことだったが、きっと人間ってそういうもので、私だって立場が変わればそうなるのかもしれないと思えた。
自分のことしか、自分たちのことしか考えられなくなる。実際、放射能の恐怖から逃げている時は私自身そうだった。
あの頃は、見たくない人間の姿をたくさん見たという人がたくさんいる。

だけど、そうじゃない人たちだってたくさんいて、自分の命を犠牲にして町の人を救ったり、何度も支援物資を運んでくれたり、停電で見えない中でまだ倒れている人がいないか夜中探し回ったり、もっともっとたくさんの善意や優しさがあったことを忘れないようにしよう。今度は私がそちら側に行ける人間になりたい。家族を守りながら、できるだろうか?

震災からの少し暗い話。記録しておこう。
写真は北海道で大きいフキを持つハルン。
子供は未来だ!ありがとう北海道。ニセコ最高!




  


Posted by よびり at 00:14Comments(0)子育て

2011年09月27日

風邪

10月1日に幼稚園の運動会があるのに風邪を引いている。
しかし、2歳10ヶ月時に心臓手術をうけてからめったに風邪はひかなくなり、
お薬も粉でもがんばって飲めるようになりました。

3歳になるとできることも増える。
早く咳がなおるといいねえ。


  


Posted by よびり at 19:50Comments(0)

2011年09月17日

久しぶり

ブログをさぼってはや1年。
いろいろなことが起こりました。

まずハルンは2010年12月に心臓手術をしました。
2週間にもわたる入院生活を経てぐんぐん回復し元気になりました。

食欲も出るようになり、これからだ!というときに3月11日、東日本大震災が起こりました。
当時、病院の待合室にいました。4階だったのでそれはそれは揺れに揺れ、ここで死ぬのか、と思ったほどでした。

水が出ない、とか食料が手に入らないとかいろいろな危機がおこりましたが、最大の危機は原発でした。
そして今も放射能の影響による健康被害への不安を抱える日々です。

少しずつ過去のことも踏まえながら、これからを綴っていこうと思います。  


Posted by よびり at 06:35Comments(0)

2010年09月23日

やる気

やる気がなかなかでないまま、締め切りが近づきなんとか彩色まで辿り着いた。

元々、体力がないので仕事をして帰ってきてご飯やらお風呂やらとハルンやらに追われてすぐ寝てしまう。
休みの日はハルンがいるし、結局寝る時間を削って作業するしかない。
いわきトリエンナーレのテーマのまさに「やる気」がないとできない。



いろいろ案はあったのだが時間がなかったので身近なモデルハルンを作ったけれど、テーマの「やる気」にあっているな、と思った。
タイトルは『My son』。
私の息子。無意識だけれど子供がいるからやる気になることってたくさんある。
そんなふうに人は誰かの為にたくさんのやる気を体から発している。
家族がいるから働く。家族の為にご飯を作る。自分一人だったらやらないことも誰かがいるからできている。
自分もそんな誰かのやる気で生かされている。
そんなことの象徴としての『My son』

ところで最近、玉突き追突事故にあった。1台目だったので車はかなり後ろも前もぐっしゃりで、私も夫もむちうちでハルンは元気。
でも事故直後に「オッパッピー!」と叫んでいたので、頭がおかしくなったかもしれない。心配だ。

そんなこんなで本当にいろいろある。相変わらず余裕のない暮らしをしている。  


Posted by よびり at 17:07Comments(3)制作

2010年08月21日

時間がない!

8月から制作を始めたが、ハルンの発熱が続いたあとついに入院!てなことになり、予定よりものすごく遅れてしまった作品。搬入が9月23日なんだよ!どうしたらいい?





何が問題って、時間よりも途切れてしまったことでモチベーションが下がったのか家に帰ってきてからもイマイチ進まない。

今日から頑張ります!

だからハルン君、少しでも長く寝てて!



  


Posted by よびり at 17:51Comments(0)制作

2010年08月21日

回復

退院してからご飯も少し食べるようになって、しっかりお薬も飲んで咳や鼻水も消えていく。
イヤイヤ期も同時に来ているらしく、ちょっとのことで機嫌を損ねるとしつこく泣いている。
私としては、健康で少しでも食べてくれればOK




看病と育児に疲れた私は、とうとうアマゾンで『となりのトトロ』のDVDを買ってトトロに子守りをお願いする状態。悪いね、トトロ・・・。

とにかくいろいろ面倒くさい。ハルンはものすごい「ライオンのごきげんよう」という番組が好きで脳みその8割はそれが占めているくらい、その話やごっこ遊びが中心の毎日。私もコロゾーやら小堺さんやらゲストの役をするはめになったり、当たり目が出た時の音楽を歌わされたり、ライオンセットをもらう客の役もあるし(いつも36番)、オープニングのすっごい短いアニメーションを何度も再生(録画したやつ)させられたり、とにかくそれ一色。

買い物に行っても、「ライオンちゃんがかぶってた帽子!」とか赤ちゃんをみて「ママー、赤ちゃん小堺さんみたい」とか(そうだねーとか答えないと、声がエスカレートしていく)、本当に本当に面倒くさくて、しかも目のつけどころが変だし、これを機会にトトロにシフトしてほしい。まだファンタジーのほうがよいかなー、と思って・・・。

しかし、こういう趣味ってどうやってつくられるのだろう。そういえばタモリさんも好きで、入院してるときもつながれた点滴のチューブをつかみながら「これ、タモリさんのマイクのやつ」と言っていた。一体どこを見ているんだろう。不思議だ。
趣味と言えば音楽番組の時はメガネにギターとマイクを準備してなりきっている。


  


Posted by よびり at 10:29Comments(0)子育て

2010年08月19日

入院!

8月13日から16日までハルンは肺炎で入院していた。
付き添いで私も。あの狭いベッドで2人。

1日目の夜。「うちに帰る」と号泣。2時間半くらい。
夜中だったので、看護師さんがさすがに大部屋だし周りに迷惑と判断してか、一時、処置室へ。
しかし、そこでも「帰る、帰る」と泣き叫び、個室へ・・・。
私の腕の中で泣き疲れウトウトして、ベッドに置くとまた号泣。
「新生児じゃあるまいし!(抱かれて揺らしてないと泣くので)」と心の中で突っ込むこと数回。

次の日、腕が筋肉痛。2日目、ハルンも寝不足もあり不機嫌。3日目、病院に慣れて「散歩に行きたい」と面倒くさい駄々をこねる。4日目の朝、「今日はうちに帰ります」とちゃんとした文章でいきなり宣言してきた。幸い、医師が退院していい、と言ってくれたので「靴、はくー」と言ったり、「パパお迎え〜(まだ?という意味らしい)」と催促したりご機嫌だった。

入院になる前に地元のかかりつけ医に9日も11日も咳や鼻水、発熱で、受診していたのにこの展開。
ほっといて、こうなるなら反省もできるけど、かなり早めに受診していたのにこの結果。
食欲も1週間ほど固形のものを食べておらず、そういうことも含め、病院へ行っていたのに。

RSウイルスとマイコプラズマ、2つとも陽性だったので心臓の持病も手伝ってか、急に悪化してしまったのかもしれない。

入院中も点滴があるのも原因だと思うが食欲はなく、元々かなりの少食で家でもあまり食べないと言ったら、看護師さんの1人に「お母さんがもっと工夫されてみたらいかがですか?」と言われ、(えー、この人、なんの過程も知らずにこんなことよく言うよねー)とびっくり。「いろいろやってみてはいるんです」とお伝えしました。

 入院して大きな変化が一つあった。ハルンは実は薬が飲めない。口の中にためて、温泉が湧き出るように吹き出す。いつも。アイスやゼリーに混ぜてもだめだし、飲むものにいれてもだめだし、団子状にして口に放り込んでスポイトでやってもだめ。あらゆる方法を調べたり、人に聞いて試しても、こちらが感心するくらい上手に吐き出す。

 先生に「2歳は話が通じます。お母さんが説得して誤魔化さないで飲ませる方法を身につけた方が、後々よいと思います」と言われ、この言葉には私も納得。何回か今まで説得したりおだてたりしてきたが、それを根気づよく入院中にやってみた。時間に追われることもないし。すると上手に飲めず吐き出すものの、少しずつ変化がでてきた。「嫌だ」と言って逃げていたのが逃げなくなったり、泣いたり布団かぶったりしてたのが少なくなったり、押さえつけても抵抗する力がかなり弱くなってきた。最終的には「あーん」と口を開くようになった。しかしそこからごくんと飲み込めず、噴水のように吐き出す。

 ハルンは外面がいい、とは思っていたが(占い師にも夫と息子はかなり外面がいい、と言われていた)、看護師さんがいる時に「お薬飲むよ、頑張ろうね」と言うと、それはもうかわいい高い声で、しかも手も上げちゃったりして「はーい」と答えるのに、看護師さんがいなくなると「おくしゅり、いやだ」と言って布団へもぐったりする。それでも徐々に薬を飲むのは嫌いだけど、以前よりずっと前向きにチャレンジしてる。

家に帰ってからももちろん薬はある。うまく飲めず吐き出しながらも、何回か上手にゴクンできた時があった。
たくさん褒めてあげると「おにいちゃん」と満足そう。

おにいちゃんといえば、お盆中、幼稚園も休みなので遅いけど始めたトイレトレーニング。
割といいかんじでオマルにしてくれたり、トイレ前に教えてくれたのに入院生活ですっかり忘れてしまったらしい。
家に帰ってきて「おにいちゃんのパンツにするね」と言うと喜んで履いているが、気づくとぬれている。
しかも報告なし。
午前中だけで5枚も取り替えたっつーの。
そのうち教えてくれたのが一回。「おにいちゃんのパンツ、ぬれちゃう!」って。
でももうぬれてました。ハア。一難去ってまた一難。

10月にはカテーテルでの心臓の精密検査が三泊四日で行われる。
もし開胸手術に踏み切れば、3週間の入院生活。

この肺炎での入院で入院って親子で大変!と思った。特に2歳児は中途半端。状況が半々しかわからない。開胸手術をする年齢が4、5歳に集中してるのは体の成長もあるだろうけど、精神年齢的にもっといろんなことがわかる時期だからいいと思った。しばらく自宅安静の日々が続く。  


Posted by よびり at 13:01Comments(2)子育て

2010年08月03日

夏!

夏!ってかんじの暑さが続いている。

ハルンは7月にはヘルパンギーナでダウン。
8月に入っても寝冷えによる風邪をひき只今も風邪薬を服用中。



体重が増える暇がありません。

が、元気なときは草花にあげるつもりでいた水のはったバケツに入ってみたり、お風呂上がりにギターをジャランとかきならすなど、彼なりに進化した遊びをしている。






今日もゴロゴロして調子悪そうだったから、幼稚園お休みする?と聞いたけど行く?と聞くと「うん」と言ってスタスタと玄関へ。行きたくないという日もあるし、すんなり行く日もあるし、いまいち気持ちがわかりません。とにかく丈夫になってほしいんだけど!
  


Posted by よびり at 13:53Comments(0)子育て

2010年07月06日

幼稚園バス

今日、幼稚園バスに乗って先生に座席にセットしてもらって(2歳児はチャイルドシート)から、
パパに向かって満面の笑みで手をいっぱい振って出かけていったらしい。

今まではバスの真横でこちらが手を振ってもぼーっとしていたのだが。

通い始めて4ヶ月。ようやく慣れてきたのか、先生の名前もそれぞれに憶え始めた。

「パパ、見てぇー」とボールを蹴ったり、と行動と言葉が合うようにも。

まだ発音が悪く、イマイチ何を言っているのかわからないことも多々ある。

最近は、牛乳ばっかり欲しがっている。

幼稚園でもどろんこ遊びがはじまり、汚れることが嫌いなハルンも楽しんでいるらしい。

一時は納豆ご飯を一口食べるたびにふきんで口を拭いて欲しがったり、ポテトチップスを食べるたびにテッシュで一回一回、手を拭いたりするほど、いやーなかんじの男ハルンだったのだが。

2歳の成長はめまぐるしい。

  


Posted by よびり at 20:57Comments(4)子育て

2010年07月03日

絵に関する発達段階の悲劇

1週間くらいひどく落ち込んだことがあった。
まったく解決はしていないものの、子供の発達段階の重要性を再確認した出来事だった。

ハルンは幼稚園に通い始め、いろいろなキャラクターを覚えてきた。
私も働き始めたのでテレビばっかり見せてはいけない、とらくがき帳などでキャラクターなどを描いてあげていた。
キャラものは好きではないが、喜ぶのでなんでも描いていた。
特に幼稚園のマークはお気に入りでTシャツに描いてくれ、とせがむまでに。
今では忙しい朝も腕に時計やらごきげんようのライオンちゃんやコロゾーやサイコロ(ハルンは異常にごきげんようがすき)を描かさせる。描かないと普段、割と温厚なハルンが虐待を受けたかのように泣くのだから、私は負けてしまう。だって、朝ってそんなことに構っている暇はないから、ささっと望むものを望むだけ描いていた。

そして悲劇は起こった。

ここに記録するのもためらわれる程、私にはショックでした。
ショックすぎて、夫婦喧嘩に発展し幼稚園にまで内容をお知らせしてしまった程・・・。
今、考えればなんでそこまで、と思うんだけど、その時はやっぱり自分が好きで選んでいきたい道だったからそれを自分の息子から取り上げてしまったように感じて、ものすごーく悲しかった。

ハルンは全く絵を描かない子になってしまいました。
クレヨンを持つと「描いて描いて」と場所や描くものを指定するだけ。
描かせようとして無理に描かせると「違う」といって泣いてしまいます。

この様子を初めて見たとき、私はすぐに自分が絵を描いてきたことがよくない作用をもたらした予感がしてすぐに調べました。やっぱり発達段階でたどるとまだ明確な形や顔などを描いてみせてはいけない時期だったらしく、この時期は好きに殴り書きをさせて3歳過ぎにこれはなにだ、とか説明してくれるらしい。やっちまった。ネットで同じような失敗した人がいないか書き込んでみたら、同じような症状があり、発達段階を理解することって大事だな、とつくづく感じました。一緒に楽しく過ごそうとしただけだったのに、結局過干渉になってしまった。すごーくショックでした。もの作りをしていきたい人間が自分の子供の最初のそういう芽をつんでしまったようなものではないか、とね。大げさかもしれないけど。

でもまあ、今も描かないけど、ふと現実を見るとハルンはとにかく元気になればいい。そこに辿り着く。
だけど、やっぱり悲しい。一応、記録しておこう。2歳の悲劇。  


Posted by よびり at 10:16Comments(2)子育て

2010年06月29日

暑い日が続いています

6月も末になってきた。暑い日が続いています。
湿度の高い日が。
公園で勝手に水を出して飲んだり遊んだりしているハルン。





大きくなったように見えてまだ10キロ。
細いねー、小さいねー、軽いねーと言われて胸が少し痛むことにも慣れてきた今日この頃。
2歳を過ぎてようやく心臓の病気の影響が目に見えてわかってきたせいもあり、だもん仕方ないよなーって思う。
同じ病気の子を持つ人に聞くとやっぱり、これがそうなのか、と思う症状が増えてきた。
7月頭の定期検診でまたどんな結果がでることやら。





でもまあ元気です。暑いせいか体の調子がよくないのか、また少食だけどニコニコ陽気です。
とにかく成長は遅いから他の子と比べないように、とアドバイスもらいました。
でも多分私は比べる、比べてしまうだろう普通に。比べて、こう違うんだ、ってわかったほうがスッキリする。大事なのは比べてヘコまないことなんだと思う。いや、少しはへこむ時もあるからへこみすぎないことかな。
現実は受け入れることでつき合っていこう。

さて、私が働いていることもあり、ハルンと過ごす時間は短くなった。
短くなった分、その時間を大事にしようと思うことも多くなり(いつもじゃない)、家事をほおって、持ち帰ってきた仕事は深夜や早朝に行い、ハルンといる時はハルンと一緒にいるようにしている。

最近の私達の遊びのブームは「お医者さんごっこ」と「おにぎりにぎにぎごっこ」である。
お医者さんごっこはハルンは完全にお医者さんになりきったり、患者になりきったりしているので面白い。
私も演劇とか好きなので楽しいのだが、延々と同じことばかりやるのでさすがに飽きるし疲れる。
眠いし、掃除もしたい、ゆっくり雑誌とか読みたい。
と、自分の時間がもてない余裕のない生活が続いている。でも強い不満はない。
忙しいくらいが丁度いいのかもしれない。

  


Posted by よびり at 20:39Comments(2)子育て

2010年06月25日

元気に幼稚園へ

今日は金曜日。今日も朝ご飯をちょっぴりしか食べない以外は元気よく幼稚園バスに乗り込んで行きました。
今週は1週間、病気なく通うことができました。
出る前に「モモエ先生に会いたい。小野先生に会いたい。」と呟きながらリュックを背負ってウキウキで出かけて行きました。

朝食あんまりにも食べないので、肝油をもたせると手で握っていつまでも食べない。
バスがくるまで「お口にいれて」「幼稚園には持って行けないよ」「食べないならママにちょうだい」しまいには「幼稚園の先生にダメだよって言われるよ」(←使っちゃいけない)とまで言ったのに、完全にシカト。
もうあきらめてバスを待ってて、バスが見えてきてどんどん近づいてきたら自分でそっと口にいれてバスに乗り込んで座席に座って満足そうな笑みを浮かべていた。

私の話は聞いていたらしい。なんかよくわかんない人。バスの中で食べたかったのかなあ。  


Posted by よびり at 08:37Comments(0)子育て

2010年06月22日

ハルンの保育参観

17日に保育参観がありました。
本当は15日の日がハルンの教室の保育参観だったのですが仕事で抜けられず、先生のご好意で17日に他の教室日程の日に混ぜてもらって保育参観してきました。

結果。ハルン、私を見て号泣。ビデオ撮ってたお母様、うるさい泣き声が入っちゃってごめんなさい。

あとから「いつもはお歌も元気よく歌うし、泣かないんですよ。今日は周りのお友達も違うから泣いちゃったみたいです」とフォローしてくれました。

でも日課活動やおやつやトイレの様子、園庭などもみせてもらい、一層安心感が増えました。
何よりもハルンがどの先生にもなついていて、笑顔を見せてよっていく姿を見て安心しました。
人を信じる力がついているな、と。
病気になることも増えたし、持病とのつき合い方を考えなきゃいけなくもあるけど、ハルンに合っているみたいだし、この幼稚園にしてよかったなあ、と思う今日この頃。
私の周りではあんまりこの幼稚園よく思っている人はいないみたいで時々、不安になるんだけど、喜んで通ってるし、まあいっかーと思ってます。次の保育参観が楽しみだなあ。初回がこれだからのびしろがあるはずだよねー。  


Posted by よびり at 13:40Comments(2)子育て

2010年06月15日

水痘

ようやく水疱瘡の予防接種ができた。
というのも、血便やら黄色い鼻水やら感染性胃腸炎やらで毎週病院へ。
多い時は1週間のうち4回も!休日診療までも・・・。
次の病気になる前に打ってやる!と元気になったらすかざす病院へ行きました。

グッタリです。

ハルンはようやく元気になり2歳3ヶ月、言葉もやっとこ出始めた。
幼稚園も特に嫌がることなく行き、たくさん刺激を受けてきている。

幼稚園に若くてかわいいモモエ先生という人がいる。
母親の私からみてもかわいいだけでなくかんじもとてもよい人である。
ハルンはその「ももえしぇんしぇい」に夢中。
でも幼稚園に聞いてみたらどの先生のこともモモエ先生と呼んでいるらしい。マジか!

AKB48がテレビに出ていたら「モモエしぇんしぇい〜」と叫び、ももたろうさんを歌えば「ももえしゃん」と言い、家に帰ってきてからもモモエ先生は大活躍。ブロックで作った家も「モモエしぇんしぇいのうち」と言っていた。休みの日は調子のって?「ももえしぇんしぇい」→「ももえしゃん」→「ももえ」→「もも」の変化をみせ、どんだけ好きなんだよ、ってくらい呼んでいる。

先日、独身の美人の友人がうちで夕食を食べていったら、いつもは椅子に立ったりご飯なんてろくに食べないくせに。きちんと座ってスプーンを握ってご飯を食べていた。日頃やっていないボロがでて思いっきりこぼしてたけど・・・。しかも、口のわきについたご飯粒をとってとばかりにアピール。呆れました。2歳児もしっかり男なんだな、とつくづく。それにしたって・・・ねぇ?
  


Posted by よびり at 20:06Comments(0)子育て

2010年04月30日

笑顔の贈り物

こういうの幼稚園でいただいたので記念にここにもアップしておきます。





泣いたりもしてるみたいだけど、笑顔も多いらしく特に歌はニコニコでうたっていて可愛いです、とよく連絡帳に書いてあります。ニコニコ笑顔ってかわいいね!  


Posted by よびり at 21:46Comments(0)子育て

2010年04月26日

幼稚園の先生

ハルンの幼稚園の先生は曜日によって人数も人も違う。
連絡帳に今日の担当の先生の名前が書いてある。たくさんいる。

多い日は4人で、少ない日は2人で見ている。

考えられるメリットはいろんな先生に会える。先生との相性が悪くともすぐに変わる。
それはデメリットにもなる。

でもハルンは先生が好きみたいで、先生と呼ぶ時、ニコニコしている。
「今日、お昼寝したの?」「おやつなんだった?」と聞くと「せんせい」と答える。
先生に抱っこしてもらって寝かしつけてもらい、先生からおやつをもらった、と言ってるらしい。

先生方の子供を見る観察力も対応も早く、言うのを忘れてたのにハルンが手が汚れるのを嫌うことを一日目で見抜いたり、お友達に噛まれてしまったこと、洋服を汚してしまったので預かって洗ってくれたりと、すぐにいろいろ連絡をくれる。この対応がとにかく早い。そしてお知らせのお手紙もよく出る。園の方針が細やかな体勢でさぞや先生達も大変だろうなーと思う。
なのに、とにかく若い先生もベテランの先生も電話でお話ししても直にお話ししても、しっかりしていて感じがすごく良くて(丁寧すぎるくらい)最後には安心させてくれるのだからすごいなーと感心ひとしきり。ノウハウあるなら教えてくれ!ってくらい。





あんまりきつすぎても大変だけど、緊張感のある職場は本来の仕事がはかどると思う。
ハルンも楽しんで幼稚園に通っているのでようやくほっとしているところ。
誰がどの先生か全然覚えられないけど、先生方ありがとうございます。
  


Posted by よびり at 00:42Comments(2)子育て

2010年04月24日

早期教育について

脳科学にちょっぴり興味があったので早期教育にも関心がある。
最近では早期教育(内容によると思う)を行っても小学校低学年くらいで早期教育をしていない子と学力の差はなくなるという研究も発表されてるらしい。いっぱいお金つぎ込んじゃってる人とかショックだろうなー。
実は私も少なからずショックでした。

私もハルンにフラッシュカード的なことをやったことあるから。たけど1週間くらいで私が飽きてすごーくきれいなまま置いてある。オークションで売ろうと思ったまま・・・。
早期教育、すっげぇ興味あるのに続かない。私、ダイエットも続かない。サプリメント飲むのも続かない。日記もスケジュール帳も家計簿も、何も続かない。
右脳開発教室とかある理由がわかった。これは、かなり努力家でないと続かない。自宅では無理だから習い事になる。でもそんなお金もなけりゃ、田舎だからそんな教室もない。久保田カヨコ教室とか?


しかし効果がない!逆に成長してから伸びが悪くなる!と聞いても早期教育には興味がある。
右脳開発とかも。一体、どうなるの?ってね。詳しい友人に本を借りたりして更に関心がある。
きっともっと頭がよければ良かったのに、と自分自身を思うが故、息子に押し付けているのだろう。これよくない。

ハルンの行っている幼稚園はこの辺ではお勉強系ではある。
家の近くにどちらかというとのびのび系?っていうところがあったけれど、何度も見学に行って不安が拭えなかったのでお勉強系のところになってしまった。と実はハルンの幼稚園選びは消極的な理由だったのだが、そう思うと失礼な気がして、積み木教室あるし、体育は専門の先生いるし、たくさん先生がいて対応もきちんとしてるし安心!と思い直し、前向きな気持ちでその幼稚園を選んでいる。働く親にとっての支援も充実しているし。いろんな方針の幼稚園、園長がいるけど、現場の先生はみんな一生懸命やってくれている。これは本当に感謝。最終的には家庭や親の愛情がいっぱいあればどこでも子供はそれなりに育つとも思っている。

多分、ほんの少しだろうけど、その幼稚園とかでもフラッシュカードはやってると思うし、体温計で熱を計ると「いーち、にーい、さーん」と数えているので数も教わっているらしい。フラッシュカードや文字計算などを早く教えることで脳に弊害が出るとかでないとか・・・。もうそういうの探すとわんさかでるでる。それと同じように早期教育で天才になった話もでるでる。もうどっちもどっちですわー。

私にはとりあえずわかっていることがある。幼稚園の遊び感覚でお友達とキャイキャイ、フラッシュカードやら積み木やらやってるくらいでは天才にもならないし、脳に弊害も起こらない。それよりも毎日、「ポニョ〜」と叫ばれて「崖の上のポニョ」を見せている私の教育の害のほうが遥かに大きい。
まだろくに話せないハルンがポニョと同時にセルフを話していた!のだめのフランス語習得のようだったけど、問題あり。

 つい自分自身がやりたいことあったり、ハルンの面倒見るのが面倒くさくなって、がっぷり向かい合わずに過ごしてしまうけど、そういう時ほど何がいいのかとかどこに預けるのがよくてどこがダメとか、そういうことに気がいってしまう。結局、自分が相手してない分、誰かに見てもらう気満々の自分を見つけてしまう。反省しよう。

人生どこが転機になるかわからない。小学校低学年で早期教育が無駄になろうがなるまいが、本人が精一杯努力して幸せになれたらいいじゃないか。ハルンも体が丈夫になって、好きなことがたくさんある人生を歩んでほしい。

 とりあえず家では私がダメダメなモードでだらだら過ごしているので、幼稚園でハルンが苦労してそうで申し訳ない。この反省を踏まえ少しずつ改心していきたいなー。早期教育推進派でも早期教育批判派でも共通して言っていることは母親とのつながりやコミュニケーションが最も大切だということ。母親って責任重大ですね。  


Posted by よびり at 17:27Comments(0)子育て

2010年04月17日

任意の予防接種

冬から春先にかけていろいろ熱出したり病気になったりしたもので、
三種混合の追加が遅れており、その間に予約していたヒブワクチンが届いてしまったり、と慌ただしい。

肺炎球菌ワクチンも打った。これからおたふくと水疱瘡の予防接種を受ける予定。

任意の予防接種はお金がかかる。
予防接種貧乏・・・。心の中で呟いた。
ちょっと悲しかった。

ハルンの場合、持病があるし、集団生活があるので積極的に予防接種を受けている。
調べるとこれって本当に必要なの?って思うものもある。
また副反応だってやはり怖い。
でも、ハルンの場合、重病化することを防ぐ確率を重視して打っている。

何を選ぶか。いろんなプラスマイナスがある中でどこを選んでいくか、子育てって結構その淵に立たされることが多い。
ハルンの手術にしてもしかり。幼稚園選びにしてもしかり。しつけにしてもしかり。
他の子にとってプラスでも我が子にはマイナスのことだってあるし、それだって状況や時期が変わればまた違ってくることもあるだろう。・・・。

あーあ。なんか面倒くさ〜。
ちょっとまじめに考えるとすぐ捨てたくなってしまう。

とりあえず今やれるだけのことをやる。それができたらできるだけのことをやる。そしたら後は運に任せる。
ここ数年このスタンスできている。今年もそんなかんじで、もうちょっとゆるくいきたい。

できるだけのことをやるっていうのも曖昧なんだけど(限りないから)、その時点で後悔しないくらいにやっておくことと自分で境界線を作っている。実際にはそこまでいかないけど、理想って大事だと思うのでキープ。

あぁ〜面倒くさい。
しかし、なんとか真面目に働いて真面目に生きていこうとする意気込みが自分に感じられたのでよしとしよう。

さあ、10月には久しぶりにグループ展みたいなのに参加する。テーマが「やる気」だそうで、なんだか逆にやる気がなくなってしまって困っている。真面目にやる気って何だろうって一回考えちゃったら、ハマってしまったかんじ。
もう仕方ないから私よ、やる気になってくれ!ってかんじの作品を構想中。屋外にも展示できるみたいなので屋外でもいけるものにしようかと考えている。  


Posted by よびり at 18:27Comments(4)子育て
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